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越乃寒梅が注目され始めたのは1960年代です。醸造用アルコールを大量に添加し糖類で味付けしたような甘口の日本酒が売れていた時代、大手の甘口酒全盛期の潮流に逆らい続け淡麗で辛口の酒を造り続けてきたのが一部の新潟地酒蔵でした。その一つが石本酒蔵です。

週刊誌に幻の酒として越乃寒梅が掲載されたのがきっかけとなり、日本酒業界に大きなムーブメントを起こしました。それ以来、灘伏見以外の地方で良酒を造っている蔵が日の目を浴びるようになったのが地酒ブームです。

越乃寒梅はそれから30年以上の間、幻の酒として君臨し続けてきました。地酒の神様的存在です。

極めること。頑なであること。越乃寒梅であり続ける事。

越乃寒梅は、「あー、旨かった」、その一言のために醸される酒です。 石本酒造が目指す酒とは、さわりなく飲めて、米本来の旨さを感じられる酒。 そんな酒であれば、料理の味わいを引き立てる酒として、 食前食中食後と最後まで飲み飽きせずに、“酔い心地”をお楽しみ頂けると考えています。 「あー、旨かった」 その一言のために、原料にこだわり抜き、「酒造りを極めよう」と心を一つにした蔵人達と、 一歩、また一歩と技術を磨き続ける、その先に、やっと、私たちが目指す酒が姿を見せるのです。 凛として咲く梅の花のごとく美しい酒。 世代を超えて受け継がれるこの味を、どこまでも極めていく。 それは、私たち石本酒造の願いであり、越乃寒梅の使命でもあります。

兵庫県三木市志染町産山田錦、新潟県阿賀北産五百万石等、吟味を重ねたこだわりの酒米。酒米が蔵に届きはじめる秋、産地に対する感謝の気持ちと、「絶対に旨い酒を造る」という意気込みで、蔵の緊張感はどこまでも高まっていく。米を磨き、じっくりと醸す。そして米の旨さが最大限引き出されるまで熟成させる。 こうして初めて、越乃寒梅という酒が姿を現す。

石本酒造では、昼時、厨房で用意された食事を皆が口にする。それは、蔵の味と酒造りへの想いを共有するため。蔵元、蔵人はもちろん、瓶詰め・出荷の担当者、事務や営業、専属の庭師、厨房の賄いさん、その誰一人が欠けても、越乃寒梅は生まれない。蔵の味を知る一人一人が心を一つにし、酒造りを追及する。その「和」の下に生まれた酒が、越乃寒梅に他ならない。

「吟醸造り」を全ての基本とする、石本の酒造り。その技は、「大胆、且つ細心、周到」この言葉に集約される。最高と認めた材料を揃え、最高の状態に整えた環境の下、最善を尽くすことでしか成し得ない「吟醸造り」。そこには、常に着地点をイメージしながら、全神経を研ぎ澄まして臨む、酒造りの真髄がある。そしてその技と精神は、石本酒造が醸す全ての酒へと受け継がれて行く。

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