函館醸蔵|郷宝(GOHHOU)2021.3.6
亀田郡七飯町にある函館醸蔵有限会社さんに御邪魔しました。お酒の銘柄名は、郷宝(GOHHOU)。道南エリアでは、35年振りの新たな酒蔵の誕生になります。蔵元は、地元で100年続く「富原商店」店主の富原節子さん。杜氏は、30年以上も日本酒造り関わって来た北海道を代表する名匠で、増毛の國稀酒造で杜氏を歴任してきた「東谷浩樹」さん。「道南の米、水、人で醸す酒」をテーマに、この地で挑むお酒造りのキーワードは、「道南テロワール」。道南エリアである函館周辺には非常に美味しい食材や特産物がある。そういったものに合わせる日本酒として何か地元のためにお手伝いができないか?これは酒屋の女将「冨原節子」さんの想いでした。『箱館醸蔵』では地元のテロワールを追求した酒蔵として、道南で生産された米のみ(主に道産品種である吟風・彗星といった酒造好適米)を厳選し、自社でも丁寧に精米を行いながら仕込みを行っていきます。『箱館醸蔵』のもう一つの特徴である仕込み水は、道南の名峰横津岳の良質な伏流水を使用し、道南の食文化・呑み手を意識した酒質『淡麗旨口』な酒を醸します。
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