【商品説明】
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出羽桜の最高峰の大吟醸の中より特別に選び抜いた大吟醸の3年古酒。 ベースになっているお酒は出羽桜の鑑評会出品酒です。近年出羽桜は鑑評会で好成績を連続しておさめています。工場が天童本社と山形と二つありますが、両方で金賞をとることも珍しくなくなってきました。造りがしっかしている酒は、長期熟成にも十分耐え、華やかな香りは落ち着きをみせ、奥深い香りに変わり、味わいがより一層深まっています。
やはり出羽桜らしい香りの良さが最初のうちは目立つのですが、常温に近づくほど味わいがでてきてパランスがよくなります。豊かに熟れた味わいと深みのある優雅な香りが特徴の出羽桜の中でも超限定のお酒になります。搾り方は雫採りで、出来上がった醪(もろみ)を酒袋に入れて吊るし、滴り落ちた雫だけを集めた搾り方です。出羽桜では大吟醸クラスの仕込みは750kgの小さなタンクで行いますが、そのタンクを使って仕込んでもも雫採りの酒は200本程度しか採れません。
【スペック】
原材料:米(国産)・麹米(国産米)・醸造用アルコール
使用米:山田錦
精米歩合:35%
使用酵母:小川酵母
アルコール度数:16度
日本酒度:+4
酸度:1.2
瓶詰タイプ:火入れ
保存方法:静かな冷暗所(開封後は要冷蔵)
【蔵元ストーリー】
○ポリシー|地元でしっかりとした市民権と存在感のある酒
地元のお客様から圧倒的支持を得て、「旨い酒・・・は出羽桜」との声を頂くように精進しています。
○ポリシー|圧倒的大差のある分かりやすい品質
酒のプロが僅かの差を指摘するのではなく、一般的なお客様が違いを認める分かりやすい酒質の酒にしています。
○ポリシー|お客様の手の届く適正な価格設定
パッケージを豪華にするなどの余分な経費を省き、その分を酒質を良くするための経費にまわしています。
○ポリシー|他の酒の犠牲の上に立った吟醸酒でないこと
吟醸酒だけを良くするのではなく、スタンダードレベルの酒も圧倒的に良くしています。
○ポリシー|利益の社会還元
昭和63年に財団法人出羽桜美術館を設立、平成5年に分館として斎藤真一心の美術館を設立。李朝の陶磁工芸品、斎藤画伯の絵画等を中心に一般に公開しています。私どもは上記のポリシーを貫き、常にお客様にご支持頂ける酒造りに精進する心構えでおります。
●酒造り|原料処理
日本酒造りは、玄米を精米することから始まります。白米を蒸し上げるまでの工程を原料処理と呼びます。良い蒸米を得ることは良い日本酒を造る第一歩です。
●酒造り|精米
玄米の外側に多く存在するたんぱく質などの成分を減少させることで、雑味のない綺麗な味わいが生まれます。委託精米が主流の中、出羽桜は自社の精米場で丁寧に米を磨きます。玄米の重量に対して、白米として残った割合を精米歩合といい、出羽桜は平均で50%まで磨きます。
●酒造り|洗米
白米の表面の糠を洗い落とし、水につけることで白米に水を吸収させます。最適な吸水率を得るために秒単位で吸水時間を管理します。気温、水温、米質など日々変わる条件の中、蓄積されたデータと熟練の技で最適な解を見つけ出します。
●酒造り|蒸し
甑(こしき)と呼ばれる蒸し器で、白米を蒸します。理想的な蒸米は外硬内軟といい、外側が硬く、内側が軟らかい状態をいいます。蒸米は適度に冷まされた後、麹室や仕込みタンクに運ばれます。
●酒造り|貯蔵
全国で初めて導入した「脱酸素装置」により日本酒に含まれる酸素を除去した後、マイナス5度の冷蔵庫で熟成させます。日本酒の酸化による劣化を防ぎ、年間を通して高品質な日本酒を出荷しています。
●酒造り|火入れ
貯蔵前と瓶詰め前の二回火入れをするのが一般的ですが、吟醸酒の特徴であるフルーティーな香りを加熱殺菌工程で揮発させないために、出羽桜は特別な方法を用いています。吟醸クラス以上の日本酒は、生のまま貯蔵を行い、瓶詰め後王冠をしてから加熱殺菌を行います。手間暇はかかりますが、吟醸酒の香りと味を逃さない最適な方法です。
【蔵元】
出羽桜株式会社
所在地:〒994-0044 山形県天童市一日町一丁目4番6号
電話 :023-653-5121
https://www.dewazakura.co.jp/