【商品説明】
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●蔵元コメント
雄町は、酒造好適米の始祖であり、現存する酒米の半分以上がその子孫と言われています。酒米ロマンの源流たる「雄町」には、どの米にも代えがたい魅力があります。まだ飲んだことない方も、ぜひ「オマチスト」の第一歩を踏み出しませんか?雄町で醸したお酒は一見クリアーな印象ですが、後味に甘みや酸味など厚みを感じ、同時に香りも再び湧き上がってくるような層の厚さが特徴です。
雄町酒には2月頃発売する生原酒と11月頃発売の一度火入れ原酒があります。一度火入れ原酒は酒質的にはひやおろしと言ってもよいかもしれませんね。綺麗で美しく上品な味わいに低温瓶貯蔵によるふくらみが加わり、五臓六腑にしみわたるとはこのこと。心に響く酒です。
【スペック】
麹米:岡山県産雄町
掛米:岡山県産雄町
精米歩合:45%
使用酵母:AK-1(秋田流花酵母)
アルコール度数:17度
日本酒度:±0
酸度:1.8
アミノ酸度:1.0
瓶詰タイプ:生原酒
保存方法:要冷蔵

<蔵元ストーリー>
●まんさくの花について
昭和56年にNHKの朝の連続ドラマ「まんさくの花」が横手市を舞台に放映されたのを機会に誕生した、当社の代表銘柄です。当時主力商品だった「日の丸」のやや重みのある酒質とは違う、『きれいで優しい酒質』への挑戦を志して誕生した当ブランドは、現在でも珍しいひらがなの墨文字をラベルに採用しました。炭文字自体が珍しかった時代としては、非常に挑戦的なラベルでした。

まんさくの花は挑戦のお酒として、通年発売品は変わらぬおいしさを求める傍ら、多種多様な酒米や酵母のお酒造りに挑戦し続けています。そうすれば常に向上心を持って酒造りと対峙できるとともに、呑み手のお客様にお酒のたのしみを提供できると考えたからです。まんさくの花は、日本酒の愉しさを追及するブランドとして、変わらぬおいしさと、新たな味への挑戦をこれからも続けていきます。

●日の丸醸造の酒造り
当社では伝統を重んじながら、設備投資と革新を繰り返し、現在の酒造りに至っております。伝統とは、すなわち私たち地酒蔵の存在意義でもあり、大量生産品とは違うこだわりの部分です。例えば大量の米を一気に操作する場合、必ず温度や吸水のムラが出ます。これは機械にて改善していくことは難しく、伝統的手法でロットを小さくし、手作業にて限りなく減らす努力をしています。その結果ともいえる正確な数値を測るための分析、温度管理、肉体労働の負担軽減など、設備投資によってさらなる酒質や労働環境の改善が見込める部分にはこれからも積極的に設備投資を行ってまいります。


●世界屈指の豪雪地帯
横手市は日本第3位、世界第8位の豪雪地帯「秋田県」の中でも特に雪深い地域です。雑菌も繁殖しづらい過酷な生活環境下で、豊富な水脈から上質な軟水を井戸で汲み上げ、綺麗で優しい酒を目指して日々酒造りに精進しています。
【蔵元】
日の丸醸造株式会社
所在地:〒019-0701 秋田県横手市増田町増田字七日町114-2
電話 :0182-45-2005
https://hinomaru-sake.com/