【商品説明】
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出羽桜に根付く「不易流行」の精神。いつまでも変わらない本質的な物を大切にしながら、新しい変化も取り入れる。先代の才知に学び、モダンなアプローチで醸す「生酛」は、酒母が生み出す芯の強い酒質に、出羽桜らしい華やかさが加わり、古くも新しい酒として芽吹き始めました。出羽桜が心新たに受け継いでいく「生酛」の味をお試しください。
〜生酛とは〜
「生酛仕込み」とは酒母仕込みの方法の一種で、力強い味わいに仕上がるのが特徴です。酒母とは、後の工程で安定的に発酵を進めるために、酵母菌の数を増やすための工程なのですが、酵母菌が増殖するまでは、空気中に存在する雑菌が天敵となります。この雑菌から酒母を守るために、通常は酒母に乳酸を添加する「速醸仕込み」と呼ばれる方法を行います。一方「生酛仕込み」では、空気中に存在する自然な乳酸菌を取り込みます。通常の酒母に比べ、二倍以上の時間と手間暇がかかりますが、五味溢れる豊かな味に仕上がります。
【スペック】
原材料:米(国産)・麹米(国産米)
使用米:兵庫県産山田錦
使用酵母:山形酵母
精米歩合:48%
アルコール度数:16度
日本酒度:-1
酸度:1.6
瓶詰タイプ:瓶火入
保存方法:静かな冷暗所(開封後は要冷蔵)
【蔵元ストーリー】
○ポリシー|地元でしっかりとした市民権と存在感のある酒
地元のお客様から圧倒的支持を得て、「旨い酒・・・は出羽桜」との声を頂くように精進しています。
○ポリシー|圧倒的大差のある分かりやすい品質
酒のプロが僅かの差を指摘するのではなく、一般的なお客様が違いを認める分かりやすい酒質の酒にしています。
○ポリシー|お客様の手の届く適正な価格設定
パッケージを豪華にするなどの余分な経費を省き、その分を酒質を良くするための経費にまわしています。
○ポリシー|他の酒の犠牲の上に立った吟醸酒でないこと
吟醸酒だけを良くするのではなく、スタンダードレベルの酒も圧倒的に良くしています。
○ポリシー|利益の社会還元
昭和63年に財団法人出羽桜美術館を設立、平成5年に分館として斎藤真一心の美術館を設立。李朝の陶磁工芸品、斎藤画伯の絵画等を中心に一般に公開しています。私どもは上記のポリシーを貫き、常にお客様にご支持頂ける酒造りに精進する心構えでおります。
●酒造り|貯蔵
全国で初めて導入した「脱酸素装置」により日本酒に含まれる酸素を除去した後、マイナス5度の冷蔵庫で熟成させます。日本酒の酸化による劣化を防ぎ、年間を通して高品質な日本酒を出荷しています。
●酒造り|火入れ
貯蔵前と瓶詰め前の二回火入れをするのが一般的ですが、吟醸酒の特徴であるフルーティーな香りを加熱殺菌工程で揮発させないために、出羽桜は特別な方法を用いています。吟醸クラス以上の日本酒は、生のまま貯蔵を行い、瓶詰め後王冠をしてから加熱殺菌を行います。手間暇はかかりますが、吟醸酒の香りと味を逃さない最適な方法です。
【蔵元】
出羽桜株式会社
所在地:〒994-0044 山形県天童市一日町一丁目4番6号
電話 :023-653-5121
https://www.dewazakura.co.jp/