【商品説明】
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蔵の有る清里町は、大規模畑作農業地帯として平らな畑が広がります。また斜里岳や摩周湖、さくらの滝などの大自然に囲まれたまちでもあります。
そんな大自然の素材だけで作られたこの「じゃがいも焼酎」は、ホックリと茹であげたジャガイモのような香ばしさの中に甘味や旨みがギッシリ凝縮されています。それでいて後味スッキリ!何杯でもお楽しみいただける味わいに仕上がっております。
【スペック】
原材料名:じゃがいも(清里産)、大麦麹
アルコール度数:25度
蒸留方法:常圧蒸留
熟成:北米産オーク樽熟成ブレンド
<蔵元ストーリー>
● 清里焼酎とは
清里焼酎醸造所は昭和50年、地方自治体である清里町の手で、その歴史が始まりました。 清里町は昭和18年に小清水村と斜里町の一部から分村して「上斜里村」として生まれた地方自治体です。その後、昭和30年に「清里町」へと名称を変えました。
分村当時から農業を主産業にしており、じゃがいも、小麦、ビート(甜菜)の3作を軸に多くの農産物を生産してきました。収穫した作物のほとんどはでんぷん、小麦粉、甜菜糖といった加工用原材料として出荷されていました。その中で、町民から“清里町の農産物を使った独自の特産品”を求める声が高まっていきます。この町民の声を受け、地方自治体である清里町が主導して「清里町特産品プロジェクト」が動き出しました。
特産品の構想を練る中で、戦時下に行われていたひとつの事業が目に留まりました。それは当時の野付牛(現在の北見市)で国家的な燃料不足を補うため、じゃがいもを発酵させてアルコール燃料を精製していました。事業は既に廃業していましたが、じゃがいもを主原料とした焼酎の可能性にたどり着きました。
じゃがいもを主原料とした本格焼酎の製造に伴い、醸造所や製造方法の分からない手さぐりの状態でのスタートでしたが、昭和50年に入職した職員1名を即座に当時東京都内にあった国立醸造試験所へ派遣しました。約1年間かけて焼酎の製造方法を学び、翌51年には当時の旧中学校校舎を焼酎醸造試験所に改築し、「清里町馬鈴しょ醸造試験研究所」として試験醸造を開始しました。
度重なる失敗と試験醸造を繰り返し、昭和54年、遂に日本初の本格じゃがいも焼酎「きよさと」が発売されました。 以来、昭和61年に新たな醸造事業所の設立、樽熟成酒の製造・販売、2014年に大規模なブランドデザインのリニューアルを行い、現在に至ります。
【蔵元】
清里焼酎醸造所
所在地:〒099-4405 北海道斜里郡清里町羽衣町62-1
電話 :0152-25-2227
https://kiyosato-shochu.com/