【商品説明】
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●ハッピーイエローが楽しい。一ノ蔵 幸せの黄色いすず音!
「すず音」をベースに、紅花から抽出した色素で、やさしいミモザイエローのお酒に仕上げました。キメの細かい泡立ち、軽快で新鮮味あふれる甘味とさっぱりした酸味、清涼感のある香りをお楽しみいただけます。ボトルのどこかに、四つ葉のクローバーをくわえたツバメが隠れているかも!?
【スペック】
使用米;トヨニシキ(国産)
精米歩合:(掛米・麹米) 65%・65%
アルコール度数:5度
日本酒度:-90.0〜-70.0
瓶詰タイプ:生酒
保存方法:要冷蔵
<蔵元ストーリー>
●すず音誕生のきっかけ
今では一般的となったスパークリング日本酒ですが、「すず音」はそのパイオニアともいうべき存在です。開発の発端は1982年に遡ります。創業者の一人である鈴木和郎(3代目社長)はヨーロッパへ視察旅行に向かいます。パリを訪れると、そこで話題となっていたベルギーのビール、ランビックと出会います。その味わいは、酸味と香りが高いが泡立ちは穏やか。それはまるでワインを彷彿とさせるビールであり、日本人のビールのイメージを覆すものでした。更に、オーストリアのウィーンでは、ぶどう栽培農家が営む居酒屋でホイリゲと出会います。
それは醪をしぼったばかりの白ワインで微量の炭酸ガスを含み、取っ手の付いた小型のジョッキで、まるでビールのようにグビグビと楽しむ様子に衝撃を受けたのでした。これらの体験をつうじて、「ビールとワインの間にはすでに垣根はないが、日本酒はまだまだ一口飲めば日本酒と分かる。日本酒もワインやビールと同じ醸造酒なのだから、固定観念にとらわれないもっと多様な造り方、飲み方があってもおかしくない」と強く感じ、帰国後これらの体験から生まれたアイデアもとに、予てより懇意にしていた勇心酒造株式会社の徳山孝社長ともに「ひめぜん」に代表される日本酒らしくない低アルコール酒の開発が始まりました。
●1998年7月8日、「すず音誕生」
「ひめぜん」(1988年発売)の開発によって低アルコールタイプの日本酒製造に関するノウハウが確立されると、さらに発酵による炭酸ガスによって発泡感を持たせるための開発が始まります。そして、1998年遂に「すず音」が誕生します。当時は今よりも品質管理が難しかったこともあり、取り扱っていただける酒販店様は、宮城県内でもわずか1店舗、全国を回ってようやく20店舗を集めるのが精一杯というスタートでした。翌年、テレビの人気番組で「すず音」が取り上げられると一躍注目を浴びることとなり、そこからすず音の躍進が始まりました。その後も様々な酒質の向上を図ると同時に、「すず音」シリーズとしてラインナップも充実していきます。
●安定した品質
「すず音」の生命線は何といっても安定した酒質です。特に瓶内二次発酵(※1)によってもたらされる炭酸ガスは、爽やかで心地よい刺激を与えてくれます。そのため瓶内二次発酵を止めるタイミングの見極めが重要です。発売当初は手本となるデータもなかったことから、全てが手探りの状態でしたが、現在はノウハウも確立し、品質も安定しています。(※1)瓶内二次発酵とは…酵母はアルコール発酵する際に炭酸ガスを同時に生成する性質があります。これを利用して瓶内で発酵させ炭酸ガスを閉じ込める方法です。「すず音」の製造方法は一ノ蔵の製法特許(特許番号3337189号)です。酵母由来の炭酸ガスのため、泡立ちがきめ細かく調和した味わいが特徴です。
【蔵元】
株式会社 一ノ蔵
所在地:〒987-1393 宮城県大崎市松山千石字大欅14番地
TEL :0229-55-3322(代)
https://ichinokura.co.jp/