【商品説明】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●和食文化をよりディープに!鮮と相性抜群の濃醇な純米吟醸。
鮨や刺身との相性を追求する濃醇な味わいと、ほど良い吟醸香が持ち味の辛口純米吟醸酒です。
●ネーミングの由来
「和食、そして魚料理には日本酒」。このことを日本人だけでなく世界各国の方に一発必中で理解いただき、印象に強く残るにはと考え抜いて「純米吟醸 本まぐろHONMAGURO-」の酒銘が誕生しました。世界に名が轟く魚の王様と言えば「本まぐろ」。東京都中央卸売市場(豊洲市場)で行われるまぐろの初競りは日本の新年の風物詩です。この本まぐろの名声にあやかって、既成概念にとらわれずに命名をいたしました(商標権取得済み)飲食店やフード業界、日本酒業界の方にとりましても、「魚にはやっぱり本まぐろ!」とインパクトたっぷり直球勝負で国内外のグルメな皆様におススメいただけます。
【スペック】
原料米名:米(国産)、麹米(国産米)
精米歩合:50%
アルコール度数:15
日本酒度:+7〜+9
アミノ酸度:1.5
瓶詰タイプ:火入れ
保管方法:静かな冷暗所(開封後は要冷蔵)
<蔵元ストーリー>
●福生と共に歩む田村家
田村家は武蔵国多摩郡福生村(現:福生市)に代を重ねてきました。一番古い文書で1600年後半に先祖「半十郎 豊真」の名が見られ、福生村を切り開いた旧家の一軒であったと思われます。歴代の当主は半十郎・十兵衛あるいは文左衛門という通称で呼ばれていました。江戸時代の福生村は天領(江戸幕府の直轄領)で、田村家は村の政治一般を司る名主などの村役を勤めて参りました。当家の屋敷内に流れる田村分水は隣接する玉川上水より取水し、地域の生活用水や水田・畑を潤す灌漑用水として使われていました。
●酒造業の開始
「半十郎(豊真)」から数えて九代目の「勘次郎(賢真)」は28歳で名主役を継ぎ、文政5年(1822年)の46歳の時に酒造業を興しました。当時の江戸は華やかな文化文政期を迎え、急速に発展していきました。飲食の需要が拡大し、主流だった上方(関西)で生産する“下り酒”に代わるものとして幕府は“江戸地廻り酒”の生産を奨励しました。田村家は敷地内の井戸に、酒造りに好適な中硬水の秩父奥多摩伏流水を得た喜びから“嘉泉“と酒銘を定めました。
●創業以来の家訓「丁寧に造って 丁寧に売る」
「勘次郎(賢真)」は今で言うチェーン店のように近在の酒造家・酒店と店内関係を結び、総本店として酒造技術や経営ノウハウの提供を図り、酒造販売を一貫した組織体制を築きました。店蔵の数は武州一帯(多摩地区、神奈川県、埼玉 県の一部)に24を数えました。当家の家印「かねじゅう」は、この組織の印として使われていました。一方、田村酒造場の酒造りにおいては家訓「丁寧に造って 丁寧に売る」の精神を守り、大規模生産を行う蔵がある中で、目が行き届く1500石前後の造り高を守り続けました。
●和醸良酒
良い酒は和から生まれ、和を生む。和とは互いに相手を思いやり協力しあうこと。調和すること。穏やかな事。酒造りはチームワーク。良い酒が生まれる現場には研ぎ澄まされた和があり、それを嗜む人に和をもたらします。田村酒造場の酒造りを担う蔵人たちは地元出身で、南部杜氏により厳しく育てられた精鋭揃いです。いい米、いい水、確かな技術は酒造りに欠かせませんが、土台にあるのは人間です。さらなる高みを目ざして、「和醸良酒」旨い酒を醸します
【蔵元】
田村酒造場
所在地:〒197-0011 東京都福生市福生626
電話 :042-551-0003
https://www.seishu-kasen.com/